「せっかくおしゃぶりを卒業できたのに、夜泣きが悪化してしまった」とお悩みではありませんか。
夜中に何度も起こされると、睡眠不足で疲れもたまりますよね。「このままおしゃぶりを使わずにいて大丈夫なのだろうか」と不安になるママ・パパも少なくありません。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
おしゃぶり卒業で夜泣きが悪化したのはなぜ?





背景として考えられる要因を3つご紹介します。
おしゃぶりが安心して眠るための習慣になっていた
おしゃぶり卒業後に夜泣きが悪化する主な理由は、吸う行為そのものが安心して眠るための習慣になっていたためです。
今までは、おしゃぶりを吸うことで高ぶった気持ちを落ち着かせ、スムーズな入眠へと移行していました。
しかし、おしゃぶりがなくなると以前のように寝つくのが難しくなり、夜中にふと目が覚めたときも再入眠に時間がかかる場合があります。
もちろん、眠り方の変化や戸惑いの大きさには個人差があり、すべての子どもに同じ変化が起きるわけではありません。
気持ちを落ち着かせる方法が変わり、不安を感じている
子どもは気持ちを言葉で十分に伝えられないため、慣れ親しんだ習慣が変わった戸惑いが「夜泣き」という形で表れることがあります。
成長のスピードや気持ちの切り替えやすさは一人ひとり異なるため、夜泣きが増えたことだけで発達上の問題を心配しすぎる必要はありません。
まずは戸惑っている子どもの不安を受け止め、別の安心できる方法を少しずつ見つけていきましょう。
おしゃぶり以外の理由がある場合も
おしゃぶり卒業の時期と重なっていても、夜泣きが続く原因はおしゃぶり以外にあるケースも十分に考えられます。
子どもの眠りはとても繊細で、日中の刺激や体調、成長に伴う発達の変化などに大きく左右されやすいものです。



「おしゃぶりをやめさせたからだ」と思い詰めすぎず、生活全体のリズムや体調にも目を向けてみましょう。


おしゃぶり卒業後の夜泣きに!ママ・パパができる対処法3選


おしゃぶりをやめたあとの夜泣きには、子どもが別の方法で安心感を得られる関わりを意識することが大切です。
今まで頼ってきたおしゃぶりに代わり、ママ・パパの温もりや習慣を通して「ここは安心できる場所だ」と感じられるようにしていきましょう。



今日から家庭で無理なく試せる3つの具体的な対処法をご紹介します。
抱っこや優しい声かけで安心感を与える
夜中に子どもが泣いて起きたときは、まず落ち着いた優しい声かけやスキンシップで安心感を届けましょう。
不安な気持ちを受け止めてもらえる実感が、子どもの心を落ち着かせる一番の薬になります。
夜泣きが始まったら、まずはそばに寄り添い、次のように優しく語りかけてみてください。
- 「大丈夫だよ、ママはここにいるよ」
- 「びっくりしたね。ゆっくりねんねしようね」
必ずしも抱っこで寝かしつけなければならないわけではありません。触れられるのを嫌がる場合は、静かに隣で見守るだけでも十分です。



すぐに泣き止ませることだけを求めず、子どもが「守られている」と感じられる経験を少しずつ重ねていきましょう。
おしゃぶりの代わりになる安心アイテムを見つける
おしゃぶりを吸う行為以外にも、子どもが心地よさを感じられる代わりの手段を一緒に探してみましょう。
安心できるよりどころが他に見つかれば、おしゃぶりがなくても自然と落ち着いて眠れるようになっていきます。
たとえば、次のようなアイテムや関わり方を一つずつ試してみてはいかがでしょうか。
- 触り心地のよいお気に入りのガーゼやタオルに触れる
- 寝床に入る前に静かなトーンで絵本を読む
- 耳元で優しい子守歌を小さく歌う
- ママやパパと手をつないだり、スキンシップを取る
- 「大好きだよ、おやすみ」など、毎晩同じ言葉をかけてから布団に入る
代わりの方法は、おもちゃなどの物に限定する必要はありません。
なお、睡眠中の安全性には十分な注意が必要です。特に1歳未満の乳児の寝床には、窒息のリスクとなる厚手のタオルやぬいぐるみを置かないようにしましょう。



安全に配慮しながら、わが子がもっともリラックスできる方法をゆっくり探していきましょう。
寝る前のルーティンを整えて安心して眠れる環境をつくる
夜泣きを予防し、安心して朝まで眠るためには、寝る前のルーティン(入眠儀式)を整えることも役立つでしょう。
毎晩決まった順番で行動すると、子どもは「次は何をする時間か」を予測でき、心の準備を整えて落ち着いた状態で布団に入れます。
たとえば、次のような分かりやすい流れを基本に組み立ててみましょう。
- お風呂に入って温まる
- パジャマに着替えて水分補給をする
- 照明を少し暗くした部屋で好きな絵本を1冊読む
- 優しい声かけやスキンシップをする
- お布団に入って消灯する
この流れを毎日完璧にこなす必要はありません。保護者の生活リズムに合わせて、できる範囲で穏やかに続けることが長続きのコツです。
あわせて、寝室の環境も見直してみましょう。
また、夜間の対応が続くとママ・パパの睡眠不足や疲労もピークに達してしまいます。一人で抱え込まず、休日は交代で対応するなど家族で協力体制を作りましょう。


夜泣きをする子どもと関わるうえで大切な視点


夜泣きが続くと気持ちの面でいっぱいいっぱいになってしまいますよね。



つい忘れてしまいがちですが、大切な視点について見ていきましょう。
泣き止ませることだけを目標にしない
夜泣きが何日も続くと「早く泣き止ませなければ」と焦ってしまいがちです。
しかし、すぐに泣き止ませることだけをゴールにする必要はありません。
泣くことは子どもの大切な感情表現であり、不安な気持ちを吐き出しながら新しい眠り方に適応しようと頑張っている証拠でもあります。
夜中に泣いたとき、そばにいて声をかけたり抱きしめたりした経験は、確実に子どもの心に安心感として蓄積されていくものです。
もちろん、今回ご紹介した関わりを始めたからといって、一晩で急に夜泣きがゼロになるわけではありません。
子どもに合った安心できる関わり方を見つける
子どもの性格や好みはさまざまであり、わが子に合った心地よい関わり方を丁寧に見つけていく姿勢が大切です。
抱っこで揺らすと落ち着く子もいれば、布団の上で静かに手をつないでもらうほうが落ち着く子もいます。
「昨夜より泣く時間が少し短かった」「声をかけたら落ち着いてくれた」など、日々のささやかな変化に目を向けてみてください。



安心できる経験を一つずつ積み重ねながら、一歩ずつ進んでいきましょう。


睡眠や日中の生活に影響がある場合は専門家に相談を


夜泣きがあまりにも長期間続き、日中の機嫌や生活、保護者の心身に大きな影響が出ているときは、迷わず小児科などの専門家に相談してください。
専門家に相談することで、身体的なトラブルの有無を確認でき、家庭だけでは気づけない解決のヒントが得られることもあります。
特に、発熱や息苦しそうな呼吸、身体を極端に痛がる様子など普段と違う症状が見られる場合は、夜泣きと自己判断せず速やかに受診しましょう。


まとめ|焦らず子どものペースで安心して眠れる環境を整えよう


おしゃぶり卒業後の夜泣きに直面すると、不安や戸惑いを感じてしまうのは当然のことです。
今回の重要ポイントを振り返ってみましょう。
- おしゃぶり卒業後の夜泣きは、安心して眠るための習慣が変わったことによる一時的な戸惑いが関係している場合がある。
- 抱っこや優しい声かけ、代わりの安心アイテム、寝る前のルーティンを通して、子どもに合う方法を一つずつ探していく。
- すぐに泣き止まなくても焦らず、そばに寄り添いながら安心できる経験を積み重ねていく。
おしゃぶり卒業後の夜泣きは、子どもが新しい眠り方を身につけるための大切な成長のステップです。
「ママ・パパのせい」と自分を責める必要はまったくありません。



今夜も無理をしすぎず、お子さんのペースに寄り添いながら温かな夜を過ごしてくださいね。

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